前期の物理学に続き、生命科学の基礎である物理学についてより高度かつ生命科学部らしい物理学と数学の基礎を学ぶ。単に知識を覚えるのではなく、なぜそうなるかを理解して、大学生としての論理的思考力、3次元空間の認識力、数式理解力を養う。前半は前期の「物理学」で扱うことのできなった剛体の回転運動や流体の性質、生体における電磁気現象について理解する。後半はシステムしての生命(細胞)の理解とモデル化のために必要な物理学、特に熱力学と統計力学の基礎となる考え方を理解する。